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 赤い靴物語     



「赤い靴」は、童謡、童話、映画など様々なジャンルで、使用されています。ここでは、「赤い靴」を題材にした物語や歌などを取り上げています。あまり知られていませんが、靴屋さんでも「赤い靴」という店名が多いんですよ!


《映画の「赤い靴」
 1948年、英国で製作されたマイケル・パウエル監督の傑作バレエ映画です。世界的プリマドンナのモイラ・シアラーとサドラーズ・ウェルズ・バレエ団(熊川哲也のいた現在のロイヤルバレエ団)が出演し、「白鳥の湖」「ジゼル」「コッペリア」などバレエの名シーンが何度もあります。
 ストーリーは少女ヴィッキーがバレエ団のプロデューサーであるレルモントフに認められ、新作バレエ「赤い靴」で大成功します。
 映画の中心になる劇中バレエの「赤い靴」はアンデルセンの童話を元にしたもので、ヴィッキーが靴店にあった「履いたら死ぬまで踊り続けねばならない魔力を持つ赤い靴」に惹かれ、試しに靴に足を入れます。すぐに彼女は踊りだし、パートナーを変え、野を越え山を超え踊り続けます。疲れ果ててナイフで靴のヒモを切ろうとするとナイフが木の枝に変わってしまいます。ついに教会で司祭に脱がしてもらえますが、そこで死んでしまいます。
 彼女はその後作曲家ジュリアンと結婚して引退しますが、復帰を求められ、バレエへの情熱と彼への愛で悩み、最後は汽車に飛び込みバレエの内容と同じく赤い靴を履いたまま生涯を終えます。

 バレエの映画は他に「ニジンスキー・1980」「白鳥の死・1937」、シアラー出演の「ホフマン物語・1951」「ブラックタイツ・1960」などがあります。




《童話の「赤い靴」
 ハンス・クリスチャン・アンデルセン(1805〜1875)の童話で有名な「赤い靴」です。

幼児用の絵本は元のストーリーがかなり省略されており、高学年や大人を対象とした訳本を読むとイメージが大分異なります。原本では主人公のカーレンが教会に赤いエナメルの靴を履いていったのを咎められ、教会の入口にいた赤ひげの老兵に「ダンスをする時はしっかりくっついているんだぞ」と呪文をかけられてしまいます。
すると赤い靴が勝手に踊りはじめ、靴を脱げないまま夜も昼も、雨の日もずっと踊りつづけ、天使にも「いつまでも踊りつづけるのだ」と言われてしまいます。疲れはてたあげく、首切り役人のところにいって「どうぞこの赤い靴を私の足ごと切ってください」と頼みます。
その後、義足と松葉杖で教会の奉仕を続け、最後は天使に許されるという少し怖い物語です。

 グリム童話と並びしょうされるアンデルセンの童話は他に「みにくいアヒルの子」「裸の王様」「マッチ売りの少女」「人魚姫」「親指姫」などがあり、小説の「絵のない絵本」「即興詩人」も有名です。
 彼はデンマークの貧しい靴店の息子として生まれましたから靴とは関係の深い人です。小さい頃から目指した仕事は、俳優、オペラ、ダンサー、脚本家と次々に挑戦します。しかし全て挫折し、その一方で失恋も繰り返します。
童話も当初は受け入れられませんでしたが、徐々に認められ、世界中で読まれるようになり、最後はデンマークの国葬で送られました。
 グリム童話がドイツ民話を元にしていたのに対し、アンデルセンの童話は自分の経験を元にした創作で、貧困・差別・挫折と成功・悲恋などがテーマとなった叙情的なものが中心になっています。



《童謡の「赤い靴」
 野口雨情(1882〜1945)作詞、本居長世(1885〜1945)作曲の大正11年に発表された有名な童謡です。日本人にとっての赤い靴はアンデルセンの童話やバレエ映画よりこちらの印象が強いようです。哀しい曲調とメルヘンのようでいて実は誘拐や人身売買を連想させる怪しい歌詞で、子供を怖がらせていました。
 赤い靴  履いてた    女の子     異人さんに   連れられて  行っちゃった 
 横浜の  波止場から   船に乗って   異人さんに  連れられて   行っちゃった
 今では  青い目に    なっちゃって  異人さんの  お国に     いるんだろう


 モデルとされているのは清水市生まれの岩崎きみさん。3才の時に宣教師ヒェット夫妻の養子になり、夫妻の帰国に伴われて横浜の波止場から船にのって行くはずでしたが、結核にかかって施設に預けられ、9才で短い生涯を閉じました。やむをえない事情できみちゃんを手放した未婚の母かよさんは、その後の様子を知らずに時が過ぎ、後に夫となった志郎さんが、当時北海道の小さな新聞社で同僚だった野口雨情にきみちゃんのことを話したのだそうです。
 きみちゃんは、六本木鳥居坂教会の共同墓地に眠っており、赤い靴の像は、清水の日本平、横浜山下公園、東京麻布十番、北海道の留寿都村の4ケ所にあります。

 赤い靴の歌詞は同じ野口の「青い目をした人形」の
  青い目をしたお人形さんはアメリカ生まれのセルロイド
 同じく「夢見る人形」の
  赤い靴ほしがるお人形さんは夢で赤い靴はいている
 との3作で、赤い靴、人形と外国をイメージする言葉が関連しあっています。



《芝居の「赤い靴」
 唐十郎「赤い靴」、渡辺えり子「赤い靴」が上演されました。



《歌の「赤い靴」
 アイコの「赤い靴」は厚底靴です。他に谷山浩子「赤い靴」、フリッパーズギター「マイレッドシューズストーリー」、さだまさし「赤い靴」、原田知世「赤いパンプス」、武田久美子「あなとと赤いシューズ」、ケイトブッシュ「レッドシューズ(アルバム)」、太田裕美「赤いハイヒール」、林原めぐみ「虹のスニーカー」など多数あります。
 赤以外にはプレスリーで有名になった「ブルースエードシューズ」、たま「青い靴」、カールパーキンス「俺の青い靴を踏むなよな」、チューリップ「魔法の黄色い靴」、ジャックテンプチン「ホワイトシューズ」などがあります。
 他の色より赤が多いのは、やはりそれだけインパクトがあり、歌にしやすいのでしょう。 



《小説の「赤い靴」
 短編で山田風太郎「赤い靴」、片岡義男「赤い靴が悲しい」。エラリークイーンの国名シリーズには「オランダ靴」があります。



《店名の「赤い靴」
 靴店でも「あかい靴」という店名は多く、栃木県・足利市、岡山県・倉敷市、鹿児島県・徳之島町にあります。
「赤い靴」は、女性らしさや品の良さ、可愛らしさが表現されているので、店名にしやすいのでしょうか。










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