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ネットショップ運営はネクストステージへ。成功ショップのインタビュー特集
-ネットショップNEXT-  
 「Factor-jpn」
有限会社Excellent Goods    Factor-jpnディレクター 保田太郎さん
 トップページ > バックナンバー > 12年5月「Factor-jpn」
  
 2012年5月25日
         
     もっともっと店を「ブランディング」したい
     

ライフスタイルデザインストア「FreePark」のインショップとしてオープンした、
「Factor-jpn」の実店舗。デザイン雑貨とスニーカーの組み合わせがとても新鮮。


   
大人をターゲットとした注目のスニーカーショップに独占インタビュー

ネットショップは市場創成期から10年以上が経過し、新しいステージへ向かい始めております。「ネットショップNEXT」では、市場をリードする有力企業にフォーカスし、勝ち続ける要因や、今後の展望などをインタビューする、2012年開始の新コーナーです。

第5回目は、“大人が履ける、選べるスニーカー”をメインターゲットとした注目のスニーカーショップ「Factor-jpn」のディレクター、保田太郎(やすだたろう)さん(※以下:保田さん)に、ネットショップ運営の事、新しくオープンさせた実店舗の事などをインタビューしました。ネットショップの平均単価は約1万以上という同ショップ。価格競争が目立つネット市場で、高単価を維持しているそのヒミツに迫ってみました。

※インタビュー担当はSHOE・BAG探偵局、高橋(※以下:高橋)です。


   

人脈ゼロからのスタート。手探りで仕入れをしていた

【高橋】
 
まずは「Factor-jpn」さんのネットショップ運営の経緯を教えてください


【保田さん】

2007年に独自ドメインのネットショップを立上げました。私は前職でECサイトの運営会社や、WEBの広告代理店で働いていました。そのノウハウを活かし、ネットショップは私自身で立ち上げました。

現在は、楽天市場の店と独自ドメインのお店、2つのネットショップを運営しています。


【高橋】

ECサイト運営やWEBデザインの仕事から、スニーカーを中心とした小売に転身されたのですね。
立上げ当初など仕入れなどはどうされていたのですか?

保田さん】

はい。ネットショップを立上げる事はできましたが、スニーカーの仕入れ関しては全くの素人で、人脈もありませんでした。自分でネットショップをやりたかった事と、元々スニーカーが大好きだった事もあり、手探りで仕入を開始しました。最初は、香港やアメリカに直接買付けする事から始め、インポート商品が中心でしたが、現在は、国内卸等の直接取引きも増えました。
 

ディレクターを務める保田さん。デザインライフスタイルストア「FreePark」内のインショップにて

     
   



2012年5月24日現在の『Factor-jpn』のトップページ。とてもシンプルなサイト構成
 ※画像をクリックすると『Factor-jpn』へ移動します
   


スニーカーブーム世代が「今、履きたいスニーカー」

【高橋】

Factor-jpnさんのショップコンセプトは“大人が選べる・履けるスニーカー”ですが、
具体的にどのような商品をセレクトされているのですか?


【保田さん】

うちのメインターゲットは30代と40代の大人の男性です。自分も含め90年代のスニーカーブームを経験した人たちが、大人になって「今、履きたいスニーカーは何か」という視点で選んでいます。

ハイブリッジインターナショナルさんの「AMBASSADORS(アンバサダーズ)」を筆頭に、「PATRICK(パトリック)」、「TERREM(テレム)」、「makaronian(マカロニアン)」など、品質やブランドコンセプト、運営スタンスで共感できるブランドのスニーカーが中心です。


【高橋】

ネットショップでも基本的にはプロパー(定価)販売が基本のようですが、
Factor-jpnさんの平均単価はいくらですか?


【保田さん】

はい。12,000円~15,000円ですね。
こだわり男性向けには1万円以下の商品は展開しません。一部、キャンバススニーカーや、女性向けのアイテムで1万円以下の価格を部分的に仕入れるくらいです。



  【高橋】

ネットショップでスニーカーの平均単価が1万円以上とは、かなり高いですね。やはり、リピーターなどいいお客様に支持されているのですね


【保田さん】

はい。スニーカー市場全体は激しい価格競争など値崩れが進んでおり、有名ブランドの限定商品なども高単価を維持する事が難しいと言われています。
ですが、うちの場合は、中心客層を最初に設定しているので、納得して頂ければ、2万円以上の高単価商品もご購入いただいております。


【高橋】

ネットショップのリピーター比率はどれくらいですか?


【保田さん】

約3割です。


独自ドメイン店の売上は約4割をキープ
【高橋】

有力サイトでもリピーターり割合を増やす事が難しいと言われている中で、高い数字ですね。
では、楽天市場店と、独自ドメイン店の売上対比はどれくらいですか?


【保田さん】

楽天市場さんのお店は約6割。独自ドメイン店が約4割です。


【高橋】


なるほど。多くのお店では「楽天市場」での売上比率がかなり高いと言われていますが、独自ドメイン店の売上割合が高いですね。現在、ネットショップの運営は保田さんが行っているのですか?


【保田さん】

はい。実店舗で接客を行いながら、サイト製作からバイイング、問い合わせの電話対応など、すべて1人で行っています。自分の手の届く範囲の中で運営している感じです。


   

今、現在のオススメ商品は、「ニューバランス」のメイドインUSA、メイドインUKシリーズ※左と、
「AMBASSADORS(アンバサダーズ)」※右。


   


お客様の要望から、実店舗のオープンを実現させた
   


東急田園都市線「三軒茶屋」より徒歩3分にある、ライフスタイルデザインストア「FreePark」の店内。
向かって左側が、インショップという形で「Factor-jpn」のスニーカーコーナーを設置


   
【高橋】

本日は、東京・三軒茶屋にある実店舗へインタビューに来ましたが、店内は面白い商品構成ですね。このお店の事を教えてください。


【保田さん】

弊社、有限会社ExcellentGoodsでは、ライフスタイルデザインストア「FreePark」も運営しております。
2010年の11月に「FreePark」のお店を、駒沢から現在の三軒茶屋に移転する際に、ネットショップ店しかなかった「Factor-jpn」の初リアル店舗として、インショップという形で出店する事にしました。

ネットショップのお客様から「実際に商品を見てみたい」「お店を出して欲しい」というご要望を沢山いただいてましたので、実店舗化を実現させました。



   

「Factor-jpn」がセレクトしたスニーカーのラインナップ。
デザインや価格だけでなく、運営スタンスでも共感できるものを集めたいという。


   


ライフスタイルデザインストア「FreePark」は、デザイン雑貨半分、
「Factor-jpn」のスニーカー半分という、ユニークな商品構成


   


店内に入るとユニークなスリッパが目を引く。
来客を楽しませる為に作られたというスリッパブランド「CLOAKROOMS of Fuller」


     
     ネットショップでは得られない、お客様とのふれ合い

【高橋】

デザイン性の高い様々な雑貨と、スニーカー売場の融合。なかなか他ではない組み合わせで、とても新鮮ですね。


【保田さん】

「FreePark」の方は女性のお客様が多いので、恋人同士やご夫婦でご来店のお客様は、女性は雑貨、男性はスニーカーと、それぞれ分かれて楽しむ事が多いようです。

初めて訪れたお客様にも「なかなかユニークなお店ですね」とよく言われています。


【高橋】

ネットショップと実店舗の異なる点はなんですか?


【保田さん】

はい。実店舗の場合は、直接お客様と対面し、ふれ合って話が出来るので、お客様のリアルな要望が聞けたり、逆にお客様から情報を頂く事がとても多いです。ネットショップではなかなか感じられなかった部分が沢山あります。




商品のセレクト力でファンを獲得

【高橋】

話はネットショップに戻りますが、
Factor-jpnさんでは、何か特別な販売促進など行っているのですか?


【保田さん】

SEOやメルマガ等、基本的な販売促進は行っていますが、特別な事は行っていません。

ただ、うちの場合は、「他で売れている商品(売れ筋)」を集めるのではなく、お店のコンセプトに合わせた「売りたい商品(売り筋)」をセレクトしているので、そのあたりがお客様に喜んでいただいている要因だと思います。

「探しているもの、このお店でやっと見つけたよ~」

と言って下さるお客様が多いのが、とても嬉しいです。


【高橋】

なるほど。販売促進のテクニックではなく、あくまで商品のセレクト力で、ファンを獲得しているのですね。


【保田さん】

このお店が選んだ商品なら安心できる。そうお客様に思ってもらえるお店になりたいです。


   


 アクリル製のシューズボックスを提案。
大人になったスニーカーファンが、セットで購入したいアイテム
 ※画像をクリックすると『Factor-jpn』へ移動します



     無理はせず、今ある店舗の集客増に集中したい

【高橋】

では、Factor-jpnさんでは、これからどんな商品を提案したいですか?


【保田さん】

3つあります。

●ジャパンメイドで国産ブランドのいい靴を提案したい

●フェアトレード等の社会貢献型のブランドを紹介したい

●現在と同じく、海外の共感できるブランドを揃えたい

現在はスニーカー中心ですが、それだけに限定せずに、革靴など商品の幅は広げていきたいです。
実は今、国産でとても気になっているブランドがあるのですが、平均単価が4万円と、現在の倍くらいになります。いつかは4万円台の単価も実売にできるよう、もっともっとお店を「ブランディング」していきたいです。




ネットショップ運営と、実店舗での接客。
また、渋谷にある「パルコ店」などを行き来しているディレクターの保田さん



    【高橋】

なるほど。次の課題も明確ですね。お店全体を通して、次にチャレンジしたい事を教えてください。


【保田さん】

はい。実店舗とネットショップも次々と広げていくのではなく、現在あるそれぞれのお店の「集客増」に集中したいです。

東京・近郊のお客様には、できるだけ三軒茶屋のお店にお越しいただきたいですし、遠方で起こし頂けないお客様には、ネットショップで対応させていただく。そのスタンスで、これからも運営していきます。



【高橋】

ありがとうございました。 
   
   



【Factor-jpn店舗情報】
店 名 Factor-jpn
住 所 〒154-0004
東京都世田谷区太子堂4-26-13 島田洋服店ビル2F
問い合わせ TEL  03-3419-5099
店舗営業時間 平日 12:00~20:00
土曜 日曜 祝日 12:00~18:00
水曜定休
アクセス 東急田園都市線「三軒茶屋」より徒歩3分
世田谷線「三軒茶屋」より徒歩2分
ライフスタイルデザインストア「FreePark」内
ネットショップ
ネットショップ楽天市場店
http://www.factor-jpn.com/
http://www.rakuten.ne.jp/gold/factor-jpn/







【インタビューを終えて/商売の原点とは?を再認識した】

保田さん1人が仕入れから、サイト作り、配送、店舗の接客とマルチに業務を行っているので、
決して売上規模の大きいお店ではありません。

保田さんご自身も等身大で、無理をしないで、自分のペースで
コツコツと商売をする事が向いているとおっしゃっていました。

店舗が大きくなり、売上規模が大きくなり、多くのスタッフが従事すると、
いつしか、「お店のコンセプト」や「やりがい」、「自分たちの提案したい商品」などを見失いがちです。

「売れているから仕入れる」のではなく、
「お店のお客様が欲しいものを仕入れる」

というスタンスは商売の原点でありながら、
維持する事ができなかったり、ついつい忘れてしまう事だな

と再確認させられました。


ネットショップでも、店舗でも過剰な売込みや、派手な販促は一切行わず、

「商品セレクト力」「お店のブランディング」でファンを確実に育てているお店。
ネットショップでもなかなか少ないのではないでしょうか?


保田さん、予定より大幅にインタビュー時間伸びましたね(笑)
とても楽しかったです。ありがとうございました。



(担当:SHOE・BAG探偵局、高橋)




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