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水虫は治る 
梅雨時になると「足がかい〜の」症候群が流行します。それは、水虫です!
お世話になっている日本人は約1500万人と言われます。靴という日本の気候風土に不向きな履物が原因のようです。
でも、年々良い薬が開発され、かなり治るようになりました。
ここでは、水虫のプチ知識のご紹介します。
《水虫はかび》
●水虫はかびの一種、白癬菌が皮膚表面の角質に寄生し、皮膚に水泡ができたり、
ただれたり、はがれたり、かゆくなったりします。
角質は皮膚の一番外側である表皮の、その又一番外側で、垢の一歩手前です。
●白癬菌は高温多湿を好み、湿度70度以上、気温26度前後で最も活発な活動をし、
気温15〜40度の範囲で活動します。
日本の梅雨時の靴の中が白癬菌にとっての最適状態で、
欧米でも他のアジアでも水虫患者は少数です。
角質のケラチンというタンパク質を主食にしています
●白癬菌は強い菌で、薬を塗ると皮膚の奥深くに隠れ、長く寄生しようとします。
寒い期間はじっとしていて、高温多湿期になると
再活動する例が多く、完治が難しいとされてきました
●ペットから感染することもあります
●プールや銭湯のマットも感染することもあります
《皮膚炎、湿疹と間違いやすい》
●水虫だと思っても、その3分の1は水虫ではなく、皮膚炎や湿疹です。
治療法も違いますが、医者でも視診では間違いやすく、
顕微鏡で角質を確認する必要があります。
《水虫は3種類》
●趾間型、小水疱型、角化型(角質増殖型)の3種類あります。
・趾間型は指の間が赤くなったり、白くふやけて、乾くと皮がむけ、時に赤くただれます。かゆいタイプです。
・小水疱型は土ふまずや外側のわきに小さな赤い水ぶくれができ、一番かゆいタイプです。
・角化型は足の裏が固くなってガサガサしてきます。かゆくはありません。高齢者に多いタイプです。
菌も赤色白癬菌で、少し違います。
●水虫は足だけでなく、他の場所の皮膚にもできます。
・爪に移った水虫は爪白癬で、爪が白く厚くなって、もろくなります。
・股間にできる水虫はいんきんたむし(股部白癬)
・頭にできる水虫はしらくも(頭部白癬)。とびひと間違われやすい病気です
・身体の他の部分にできる水虫はたむし(体部白癬)と言います
《水虫の治し方》
●市販薬を使う前に皮膚科に行く
・水虫でなく、皮膚炎だと薬が違います。
・しつこいカビですから、自然に治ることはありません。
●薬は広く塗る
・しつこいカビですから、近くの場所に簡単に広がります。
●薬を長期間塗る
・強い菌で、一時的に皮膚の奥に隠れます。
・菌が死滅しても、菌の胞子が残ってしまい、翌年菌が再発する場合が多々あります。
・1〜2週間程度で皮膚の表面は直ることが多いのですが、
直った後も3ケ月は治療を続け、菌を根絶させましょう。
●掻かない
・掻いて皮膚が傷つくと、そこに他の細菌も感染して、さらに悪化することがあります
・掻いた爪に菌が付き、他の場所に水虫が広がってしまいます
●足を清潔にし、乾燥させる(足がくさ〜い編を参照)
・風呂で指の間まで良く洗い、古い角質もこすり落とす
・それまで履いていた靴と中敷は殺菌剤を使って、殺菌する
・靴は3〜4足でローテーションする
・靴下は綿にし、出来たら5本指タイプにし、随時取り替える
・靴の中敷を随時取り替える
・靴でなく、サンダルや下駄を履く
《水虫の薬》
病院の処方箋が必要ですが、市販薬より、薬局の新しい薬の方が効果が大きいようです。
治療期間も昔の半分位になっています。
評判の悪い厚生省行政ですが、新しいタイプの市販薬もいずれ発売されるはずです。
●塗る薬
ペキロン(杏林製薬)、アスタット(ツムラ)、アトラント(エスエス製薬)、ボレー(久光製薬)等
●飲む薬
ジフルカン(ファイザー)、ラミシール(ノバルティス)、イトリゾール(ヤンセン協和)等
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